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2008年04月21日
フジゲン
  1. 私がいつも社長と専務の役割を話す時、このエレキギター大手のフジゲンの例を出します。(実はこの会社とは面識がなくテープや雑誌だけの情報で書いています。)
    この会社は創業当時中小企業には珍しく、社長が毎日来ないで(非常勤社長)、専務が日常の業務を仕切っていたといいます。

  2. さて、最初はバイオリンの製造で出発した会社でしたが、その非常勤社長が会社に来て、「ギターがこれから良いから、ギターをやろう」と言って、ギター製造に業態転換をしたといいます。
    国内で売れるようになったら、今度はその社長が、「海外で売ろうや」と持ちかけ、海外輸出を始めて、1ドル360円の頃ですから、今度は海外で、エレキギターブームにも乗って一段と会社が成長をしたといいます。

  3. 社長というのは毎日来なくても、どの方向に行くか(戦略)を決めることが最重要な仕事、専務は日常ちゃんとマネジメントをやるという例で、フジゲンは大変参考になる会社でした。(中小企業は社長が、通常、社長の役割と専務の役割を同時にやらなければなりませんが。)

  4. そのフジゲンの記事が出ていました。(月刊石垣2月号)為替が円高になり競争力を失い、エレキギターの生産量がピーク時の5分の1に減少したといいます。
    それがなんと、高級乗用車の内装ウッドパネルの製造で復活したと書いていました。(同紙)今は売り上げ、利益の5割を占めるそうです。
    同社の、温度変化でも木の狂いや形状のズレを生じない、楽器の塗装、研磨技術が、自動車メーカーに評価されたためといいます。
    そう言えば、この話をあるセミナーで話したら、バイオリンの会社の人がいて、「うちは絶対バイオリンをやめない」と懇親会で言われて、あの時はまいりました。(笑)

ほんごうでした

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