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2008年04月30日
ああ巴里!
    私の友人で飲食の師匠である人から次のような便りがきました。
    本人は今パリで、レストランの立ち上げで頑張っています。
    以下原文のまま掲載します。(一回助かった。(笑))
    これを読みますと、ますますこれからの日本の生きる道は、「文化の輸出だな」(関連記事:2008年2月12日コラム)と再認識します。

  1. 「お元気でしょうか?今後2週間に一回程度はパリのビジネスに関するエピソードをお送りしようと思います。今回はその第一弾です。
    先週19日(土)はパリの日仏文化センターというところで日本酒・焼酎の利き酒会があり、僕も参加してきました。
    東京の長谷川酒店さんという、日本各地のこだわりの日本酒・焼酎の蔵元のもののみ扱われる酒屋さんが主催者となり、日本酒蔵元は焼津の「磯自慢酒造」さん、滋賀の「松瀬酒造」さんが参加。焼酎は大分の「四ツ谷造場」さん、宮崎の「黒木本店」さんが参加され自社製品を出品提供頂きました。
    試飲参加者側は、2部制で各50名ずつ、一日延べ100名近くが参加し、大半がフランス人でした(レストラン関係者が殆どと推測)

  2. パリのミシュランの星付きレストランでも日本酒や焼酎を置くところが増えていて、熱心に質問をするフランス人や、試飲というのにかなりの種類の日本酒・焼酎を飲み干しているフランス人の姿を見るにつけても日本酒・焼酎がフランスレストラン業界に浸透しつつある現状を垣間見ました。

  3. 今回の造り手は特に製法に拘りのある方々が揃っていらっしゃった印象で、例えば磯自慢さんでは10kgの米を洗うのに400リットルの水を使い、ストップウオッチも使って洗いに始まり洗いに終わるを会社モットーとされているとのことです。
    酒用麹を育てるのも細心の注意を払っており、夜間でも2度ほど起きてきて品質維持に努めていらっしゃるとのことで、正に手塩にかけて日本酒を育てている印象です。
    また、大分の四ツ谷造場さんは焼酎を寝かせる樽の木の選定に関し、味に良い影響を与えるという点は勿論、自然を破壊せず、醸造上の周囲の環境を配慮して、広葉樹(酸素排出量が針葉樹より多い)であるコナラ=所謂ドングリの木を植樹しつつコナラの樽で熟成をしているとのことです。麦焼酎に関しては原料麦は国産の裸麦にこだわり、指定原料とされていて国内農業を育成する志も感じます。

  4. SN3E0003.jpg今回パリに来られた4蔵元は、ローマ、ミラノと回ってから来られた由で、欧州の中でも食文化の本場といわれるところに日本の伝統文化・匠の技の結集といえる日本酒・焼酎を伝えていく強い志をお持ちという印象です。
    日本国内では注文に製造が追いついていない状況下、特に販売拡大が目的ではなく、あくまでも日本文化の伝承と国外への伝道というのを念頭においておられるようです。
    尚、添付しました写真は 1利き酒会の様子と 2風景写真はこの利き酒会とは関係ないものです。」
    SN3E0004.jpgシャンゼリゼ近く 公園の木々と花

以上ほんごうでした

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