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2008年05月13日
小萩姐さん
  1. 先日、向島に行ったら、いつものお座敷で三味線をひいているベテランの小萩姐さんがいませんでした。
    「どうしたの?」と聞いたら、座敷に出られなくなって、施設を探しているのだとの返事でした。
    何年か前から、挨拶すると、「どなた様ですか?」という返事が返ってきて、少しおかしいんではないかと思っていたのですが・・・。

  2. その小萩姐さんですが、長唄・新内・都々逸・端唄等・三味線のレパートリーは、1000曲以上を暗記して弾けたそうです。
    現在85歳と言いますから、もう50年以上は花柳界にいたのですから、いわば典型的な芸者さんの一生を体験していた訳です。

  3. その典型的なとは、まず稼いだお金は全部着物につぎ込む。
    確定申告を手伝った人が言っていましたが、借金は、全部着物のつけだったそうです。
    それから、掃除洗濯炊事まるでダメで、全部、てんやもの生活なんだそうです。
    まあ、普通の生活が出来ない、と言うのでしょうか?
    大分前になるのでしょうが、家を追い出された旦那さん(彼氏)を引き取り、逆に生活の面倒を見て、又、その人の葬式を出してあげたんだそうです。

  4. ちなみに年金は、2か月で3万円だそうで、皆で面倒を見なけりゃ、との話でした。
    「太く短く」という言葉は、長寿時代は通用しない?

ほんごうでした

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