本郷孔洋のビジネスの眼


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建て前と本音

1.

学歴
日本では学校システムが同時に人間評価システム
として機能している。
学歴への信頼は、競争に勝ち抜いてきたのだから、
能力を備えており、努力する性向があるとの認定である。
この信用には根拠があって理に叶っている。
学歴は「入れ墨」に等しい。学歴なんかどうでもよい、
モノを言うのは実力だ、という考え方は、
日本の現実に即していない。
世間は一生消えない入れ墨である
出身学校によって人を判断する。
竹内靖雄『日本人の行動文法』平成7年)

2.

「一生ついてまわるものですよ」

「親切な、あるいは親切すぎるひとりの教授が学生に訓す。
諸君は、小樽高商は仮の宿、などと言い慣わして嘯(ウソブ)いているけれど、
小樽高商出身という履歴は、あなたがたひとりひとりに
一生ついてまわるものですよ。
学生たちは一斉にしゅんとしておとなしくなった。」
「日本人が初対面の人と仕事の話に入るとき、
何をおいてもまっさきに知りたいのは、
相手の出身校なのであり、片言隻句に耳を澄まして察知する。」

「高校および大学の、天下に知れ渡っている格差は、
なぜこれほど重大視されるのか。
それはひとえに某々学校を卒業したという厳粛な事実によって、
その人物の値打ちを即座に判定する基準となるからである。
世間がゆっくり時間をかけて、自分の潜在的能力を査定してくれると、
そんな甘っちょろい期待を持ってはならない。
みんな忙しいのだ。魚や果物の鮮度を測るは瞬時であるように、
人は手っ取り早く査定される。大相撲の新入り検査ではあるまいし、
いちいち看貫秤にかけるのは面倒だ。
それより一枚の履歴書で、出身校をチラリと見るだけで事足りる。
学校に格差があるという事実ほど便利な尺度はない。」

3.

貴族階級がないことの副作用
「それではなぜ大学の格式によって人間評価が為されるのか。
答えは簡単である。それ以外に選考の基準がないからだ。
なぜ測定法が見つからないのか。我が国には貴族階級がなく、
上流階級がなく、エリート階層がないからである。」
「三島由紀夫が割腹したとき、吉田健一がこう言った。
あの子はいい子だったがね、たったひとつ思い違いしていた。
それはね、日本に貴族がいると思いこんでいたことだ。
まことにずばり至言であって、『豊饒の海』などは、
日本に欠けている貴族階級を、筆の先で作りあげようと
努めた徒労であったかもしれない。」

以上 『日本人が遺してきた知られざる名文・名句』(谷沢永一著・青春出版社)


そう言えば、学歴無用論を主張する、高級官僚に、
「御子息さんの大学はどちらですか?」と聞いたら「東大です。」
と胸を張ったという話を聞いたことがあります。


ほんごうでした。



建て前と本音
2012/05/01(火) 10:44:04

いい加減にシニア

1.

97歳の兄が93歳の弟に、刀で切りつけた。
動機は、長い間の金銭トラブルらしい。
警察も殺人未遂で取り調べたとのこと。
元気で、100メートルも離れた「弟宅」へ
歩いて行ったとか。
「若気の至り」も死語?
(『週刊新潮』 2012/4/19)

2.

そう言えば、
少し前ですが、65才を越える兄弟げんかで、
どちらかが憤怒して、クルマのボンネットに乗せたまま暴走、
怪我をさせる事件がありました。
これだって、ほぼ20代のケンカ。(笑)

3.

一時アクティブシニアを対象とした、ビジネスが流行しましたが、
シニアが多くなり、こんな事件を起こすようでは、若いのと区別がつきません。
結局、シニアビジネスは、線香花火でしたね。
私も、何年かその勉強会をやりましたが、うまくいかなかったなー(笑)。
女性ビジネスもユニ・セックス化が進み、区別がつかなくなった。
どこを頼りにマーケティングしようか(笑)。
それにしても、「いい加減にシニア」



おまけです。
今、60過ぎの現職のコンパニオンがいます。
お客さんは、70過ぎですから、十分若い(笑)。
50過ぎのレースクイーンがいるそうですが、真偽の程は?


ほんごうでした。



いい加減にシニア
2012/04/26(木) 18:07:01

過去のメモから(後篇)


ともかくも一億六千万年の間、
地球を支配しつづけた王者、
恐龍は、一瞬のうちに滅んだと言われる。
いったい恐龍はなぜ突然、
姿を消してしまったのだろうか。

生物は環境にぴったりと適合すると大型化するもののようである。
組織もまたその例外ではない。恐龍が大型化したように、企業も巨大化した。
たしかに企業は社会に適合するとどんどん大きくなるものである。
私のところでは大きくなるのを無理やり抑えているわけであるが、
巨大化する点では恐龍も大企業も共通している。

ただ巨大化すると、それまで自分を大きくしてくれた周囲の環境を
自分で変えてしまうことになり、その結果、環境に適合できなくなるということがある。
一度テレビでみたことがあるが、ゾウの群れが通り過ぎたあとの森をみると、
木はなぎ倒されるわ、葉は食い散らされるわ、もうたいへんな惨状である。
人間や他の動物たちにすればゾウの脅威恐るべしということになるが、
実は脅威をうけるのはゾウ自身であることを忘れてはならない。

小さな森一つをこわしてしまえば、これが元通りになるのは、
何十年先のことであろうか。
とにかく自分らの生存中に回復することはないだろう。
また、次のえさ場を探して放浪し、自分の大きな図体を維持すべく、
森をなぎ倒さねばならない。
もし干ばつや水害などで木が枯れたり、水にながされたりしたら、
ゾウは、もう死に絶えるしかない。

これがネズミや、ゴキブリだったらどうだろうか。
ネズミなら、少量の食事で自分の体を維持できる。
いわんやゴキブリにおいてをや、である。
ネズミも食糧難で死ぬことがあるだろうが、
そんな時にはほかの動物のほとんどが餓死する寸前なのである。
ましてゴキブリが餓死するようなことがあれば、
地球上の小動物のすべては死に絶えてしまうだろう。

つまりは、体が大きいということは好調の時はいいが、
何かでつまづいたらもうネックになってしまう。特に食糧である。

最近の通説によると、恐龍が滅んでしまった原因は、
1.火山の大噴火
2.隕石の衝突
このどちらかではないかと言われている。
このほかにもいくつか絶滅原因説はあるが、
この二つがいちばん妥当な線らしい。

火山の大噴火と言っても、火山が噴火して溶岩や火山灰が、
ベスビオス火山がポンペイの町を覆ってしまったように、
恐龍を埋めてしまったというわけではない。
また、隕石の衝突と言っても、大隕石や中小の隕石が雨のように降り注いで、
恐龍たちを直撃し、その打撃で彼らが滅亡してしまったというのでもない。
だいいちそんな天変地異がおこれば、
ほかの動物も植物も全滅してしまったに相違ない。
だが、ほかの中小動物は生き残った。
この中小動物が生き残ったという点が重要なのである。

おそらく現在言われている説では、1.の噴火説ならば、
大量の噴火煙が地球を覆い、うすい膜のように地球をつつむ。
この膜が地上に降り注ぐ日光をさえぎり、日照量を減らしてしまう。
そのために気温も下がってくる。
温度は下がり、光が減って、これまで鬱蒼と茂っていた植物が
育たなくなり、草食の大型恐龍が死に絶える。
ついで、この草食の恐龍をえさにしていた肉食恐龍が食糧難で死んでしまい、
恐龍はたちまちのうちに地上から姿を消してしまったというのである。

また、2.の隕石の衝突でも事態はほとんど変わらないように思われる。
すなわち、巨大な隕石が地球の海でない部分、砂漠のようなところにぶつかる。
そのため、莫大な量のほこりが舞い上がり、地球をうすい膜のように覆ってしまう。
すると日光が通らなくなって、日照量が大幅に減ってしまう。
そこから先は同じ結果である。

要するにそれまで大量に生い茂って、地球を覆っていた植物が、
日光の遮断によって、急速に枯れてしまい、
食糧不足で飢え死にしてしまうということである。

要は、食糧難である。
中くらいのものや小さいものにとっては何でもないことが、
大きなものには致命傷になることがある。
恐龍にとっての日光遮断、気温低下による植物の枯死がそれで、
恐龍は大きくなりすぎていたのである。

一億六千万年という気の遠くなるような時間、
繁栄をつづけることができるためには、すでに述べたように、
よほどすぐれた機能を持っていなければならない。
一億六千万年もの間には、かなりの地球的な規模の気候変動もあっただろうし、
恐龍に対する強敵だって出てきただろう。
こうした障害をのりこえて天文学的な期間、
地球の王座にいたのだから、
やはり恐龍の体は恐ろしく機能的だったのだと思われる。

しかし、逆説的になるが、これが恐龍の命取りになったのではないか。
あまりに素晴らしい機能が致命的だったのではないだろうかとも考えられる。
つまり、恐龍の絶滅原因のもうひとつはここにあったと思われるのだ。
あまりよくまとまりすぎ、機能的すぎたがために、自分自身を過信したのである。
恐龍はたぶん、人間のようにはものを考えることができなかったのだろう。
恐龍を考えると、一億六千万年もの間繁栄をつづけたにしては、
なんの進歩もないではないかと言いたくなる。

当時の世界をこの目でみたわけではないので、
はっきりしたことは言えないし、私自身生物学者でもなんでもないから、
えらそうなことは言えないのだが、恐龍は進歩していないなあと思う。
あるいは、一億六千万年の間に、進歩しつくしてしまったのかとも思うが、
やはり、あまりに強い体をもち、しかも機能的に動けて環境に適応できるということは、
これ以上発展がないということである。
その環境にあまりに適応しすぎると、環境がガラっと変化すれば
ついていくことができなくなる。恐龍の絶滅が一瞬の間であった所以である。

結局、恐龍は環境に適応しすぎてどんどん大きくなり、
ついには大きくなりすぎた自分の体を維持できなくなって滅んだわけだ。
食糧がなくなってしまったからである。
地球を覆っていたほこりが地表におりて、
再び日光が以前のようにさしはじめた時、
この厳しい時期を耐え忍ぶことができた中
小動物が恐龍にとって代わって地球を支配するようになる。

 以上は過去のメモ帳からです。
 出典が書けずすいません。
 出典をメモするのを失念していました。


ほんごうでした。

過去のメモから(後篇)
2012/04/24(火) 10:55:17

過去のメモから

恐竜

大企業は恐龍に似ている。
そして恐龍は実際はたいへん利口な動物であった。
まず断っておくが、私は恐龍を馬鹿にしているのではない。
世間でよく言うように、恐龍を図体ばかりでかいけれど、
脳ミソが小さくてのろまな動物だとは全く考えていない。
恐龍は巨大なくせにたいへんすばしこく、
頭だってよかったに相違ない。
二億二千万年前に出現して、一億五、六千万年前、
地上を支配しつづけた動物が、
体だけは大きい、たんなるノロマであったわけがない。
世の中はそれほど甘くない。

私は、ドイツのフンボルト大学自然史博物館が持っている
ブラキオサウルスの復元骨格を実際にみたことがあるが、
身長(頭までの高さ)は約十二メートル、肩までの高さでも約六メートルほどあって、
骨格だけでも十分な迫力である。下から見上げるとちょっとしたビルのように見える。
キリンだって、たかだか五メートルくらいしかないのだ。
これに肉がついて、あの顔だったらどんなに恐ろしいかと思うほどである。
たしかにこれだけでかい図体の上に小さな顔がちょこんとのっかっていたのだから、
体に比較して脳ミソは少なすぎるようにも思える。
だが、それも人間と比べたりするからそう思えるのである。

 だいいち恐龍の場合、脳だけにこだわる必要はない。
脊髄の中に大きな神経のかたまりがあって、これが脳と連動しつつ、
補助コンピューターの役割をしていたと言われている。
背中にも脳の分身がいたのである。恐龍は決して馬鹿でもノロマでもなかったのだ。

 しかも恐龍は一億六千万年もの長期政権を維持していた。
ただ大きいだけでは、そんなに長い間生きながらえるものではない。
人類の直接の先祖だと言われるネアンデルタール人の出現は、
いまから十万年前にすぎない。
だいたい、シーザーが殺害されてから、まだ二千年しかたっていないのである。

 地球ができあがったのは、いまからおよそ四十六億年前のことだという。
この四十六億年を一年と考えると、一月一日に地球ができあがって、
三月の末に生命(ほんとうに原始的な生命)が誕生したことになる。
そしてなんと、多細胞生物が出現するのが、十一月はじめだそうである。
脊椎動物の出現は十二月に入ってからのことであり、恐龍の登場は、
十二月十六日の夕方。絶滅は三十日だという。

われらの先祖であるネアンデルタール人は、大晦日もおしつまってから登場してくる。
地球の歴史に比べると、人間というのはほんとうに新参者なのである。
エラそうな顔をしているが。

つづく


ほんごうでした。

過去のメモから
2012/04/23(月) 11:49:28

よた話

1.

トム「知り合いにスゴ腕のセールスマンがいてさー、
なんとあのエスキモーに冷蔵庫を売りつけたんだぜえ」
ジョン「そいつはすげえ、どうやって売ったんだ?」
トム「『凍らせたくないものはこの中に・・』って」

2.

そう言えば、「エスキモーに氷を売る」というベストセラーがありました。
弱くて人気の無いプロバスケットチームのチケットを売るにはどうしたらよいか?
答え「人気のあるチームとの対戦チケットを売る!」
「強くするより、チケットを完売すること」
私もこの本を買ったけどそう言えば、積読でしたね。

3.

「あの、表につないである犬の飼い主はあなたですか?」
「そうだが?」
「すみません、私の犬が、あなたの犬を殺してしまいました」
「えっ!あのライオンのように強く牛のように大きなボクサー犬を?
あんたの犬はいったいどんな犬なんだ?」
「チワワです」
「えっ!チワワ?いったいどうやって殺したんだ!?」
「あなたの犬が、私の犬を喉に詰まらせたんです」

以上ネットからジョークという検索で出て来ました。
今週も省エネですみません。


ほんごうでした。

よた話
2012/04/19(木) 18:08:50
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