激動の時代に相応しい経営戦略を伝えよう

時代を読む

中庸のすすめ

  1. 初代は簡単すぎ二代目は難しすぎる

    「中庸とは、かたよらず常にかわらぬこと。」『中正の道(広辞苑)』日本人には中庸が合うなとふと思った出来事がありました。
    最近ある二代目の人の話を聞く機会で思ったのですが、とてもすばらしい話でなるほどなーと感じたのですが、2、3日後に思い返しますとどうも実践する場合はどうかな、ほんとに実行できるのかなと疑問を感じてしまいました。
    理屈も合ってる。データも豊富だ。コンセプトもすばらしい。だけどこれをその通り実践したら現場は混乱するだろうな?と私の経験からですが思ってしまいました。
    一方、初代は一般的に経験と勘で来ていますから、わかりやすく実践的です。でもこんな変革期は過去の経験だけではもちろんダメですから、やはりトレンドを見る目とかデータだとか理論がもう少し欲しい。
    そこでですが、そこそこ理論があってかつ実践的な「中庸」という考えがとれないものか?そのほうが日本的経営には今の時代でも合うのではないだろうか?


  2. 足して3で割る方程式

    もともと日本人の解決法に「足して3で割る」方程式があります。能がないといえばそれまでですが、長く続いたのはそれなりに日本人の感性にあったんでしょうね。
    人間のタイプには「リーダーシップ型」と「マネジメント型」があるそうです。
    リーダーシップ型は文字通り攻めるのが得意で企画力もあり、販売もすごいがどちらかというとどんぶり的でやたら金を使いたがります。一方、マネジメント型は逆に数字に強くクールですが企画や販売は得てではなく、人心の収攬に難点ありといいます。
    それぞれ長所と欠点があります。両方兼ね備えれば言うことがないすばらしい経営者となるのですが、そんな人は少ないわけでやはりどちらかに偏ります。
    初代はどちらかというとリーダーシップ型、二代目はどちらかというとマネジメント型が多いのではないでしょうか?
    ですから、初代型と二代目型を足して2で割るような経営がどうもわれわれに合うのではないかなーと思ってしまいます。(女性でもそこそこ美人で愛嬌があるほうが、A級美人
    よりもてますよね(笑))
    日本のほとんどが国内産業です。別に無理してグローバルにする必要はないのではないか、中庸の経営という思考はいかがでしょうか、というのが今月のコメントです。

[2003.11.06]

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