激動の時代に相応しい経営戦略を伝えよう

時代を読む

世界まるごとハウマッチ

  1. なんでもファンド時代

    やたらと「ファンド」の記事が新聞紙上にでるようになりました。ハゲタカファンド、投資ファンド、不動産ファンド等々。毎日経済紙で見かけない日がないというぐらいですね。


  2. 事業承継

    ところで、最近見た記事の中で、中小企業経営者の事業承継のためのファンドの記事が出てきました。(日経ビジネス2003年10月13日)なるほどと思ったのですが、未上場の中堅企業で後継者がいない場合、番頭さんに継がせるには、借り入れの個人保証がネックになり、オーナー一族は経営から退いてもまだ担保提供をしたりして、経営のリスクを負ってしまいます。私も事業承継の講演で「個人保証が問題」としばしば事例をあげて説明してきました。ところが「ファンド」ですと、この個人保証がいらないので後継者がいない場合でもオーナー一族は安心して事業承継ができるのですね。


  3. 山林ファンド

    日本の山が荒れ放題というのをご存知でしょうか?山林王と君臨した時代ははるか昔で今は山をもっていると維持費に大変で、山をメンテする人も老齢化してそれがとても問題なんですね。例えば、山が荒れる→川に大量の土砂が流れる→海に流れる→養殖がやられる。このように、大変なことになります。(中国の長江の洪水は山林のせいだといわれています。)
    ところがアメリカでは森林のファンドがあるそうで、そのファンドが日本の山に投資をすると言う話を聞きました。採算が合うのかなーと思いましたが、山はクリーンなのでいわゆる排出権取引でその権利を売れるので採算が合うのだそうです。
    ご存知のように環境京都会議(京都議定書でうたわれた)以来「排出権取引」の売買が出来るようになりました。その結果日本の山はよみがえるかも知れないのです。
    いずれにしても何でも売買でき、ファンドになる時代がきたようです。
    そういえば、スポーツ選手のトレード(売り買い)も盛んですが、買うほうはファンドの金で買っているかも知れませんよね。

[2003.11.13]

< PREV | NEXT >

バックナンバーを読む