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大胆な発想

昔若い頃大先輩に「貸倒損失」のことを聞いたことがあります。
「本郷君バカだな。貸し倒れと考えるからつまっちまうんだよ。単価訂正(値引き)あるいは売り上げ違算と考えれば処理がラクだよ」
なるほどなーと感心したことがあります。貸し倒れはきちんと税務処理をするのは税務でも難しい処理の一つですが、発想を変えるとぐんと処理がラクになります。
さて、例えばロイヤリテーの支払いを国外の会社に支払う場合10%から20%の源泉徴収がかかります。だけど受け入れる法人が赤字会社の場合、源泉をしてもらうと困るという例がありますね。我々のアドバイスは、とりあえず源泉させて、受け入れ法人で還付してもらうというのにとどまります。でも、そもそもそのロイヤリテーの発生する特許の源泉国は日本じゃないのではないかという発想からアプローチして、源泉をとらないでもいいと課税当局と折衝してOKをもらったという話をある人から聞きました。
この発想はもちろん会計人ではないです。我々は前提条件の中でどうするかを考えるのに慣れているが、前提条件を変えるということは苦手ですね。
良悪は別としてこれからは、こんな発想の転換も会計人の必要条件ですね。

[2003.11.28]

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