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中小企業にスピードが必要なわけ?

  1. 私は「スピードこそ最大のサービス」という言葉が好きです。これは確か大手の会社がもう大分前に会社の方針に掲げたのですが、これなんか大手というより中小企業にぴったりな言葉ではないでしょうか?(言葉ってホントに大事ですね。経営の大きな要素のひとつがコニュニケーションだとしますと、その認識を経営者はしっかりともたないといけないと思っております。)
    私もこんな経験をしたことがあります。もう30年も前のことですが、(昭和50年当時)イギリスで1年ばかりぶらぶらしまして日本に帰ってまず驚いたのは、日本人の歩くスピードの早さでした。イギリスは皆のんびり歩いていましたから、こんなに違うんだとびっくりしたのをいまでも覚えています。(当時のイギリスはサッチャー改革の前で、最低の時期でしたが。)
    当時、日本は高度成長時代。今思うと歩くスピードが成熟してイギリス人と違ったのですね。(でも今は日本人も歩くのがゆっくりですよね。)

  2. 中小企業がなぜ特に「スピード」が必要か?
    物理学に力学の法則があります。ニュートンの三つの法則のうちのひとつで、

    (力)=(質量)×(加速度)

    という有名な運動方程式です。
    われわれが力を言うときは「あの人は力がある」などといい加減に言っていますが、物理学でははっきりしておりまして、力は質量と加速度の掛け算で、質量は重さ、体力(キログラム)と定義されていますし、加速度はスピードです。ですから重さ、体力に劣る中小企業はスピードで勝負しなければならないのです。
    言い換えますと、スピードで勝負しますと大企業に勝てるということですよね。
    規模の10倍の相手にはスピードを10倍にすると、勝てるんですね。
    そう考えますと思い当たるふしが大いにあります。インターネットの弱小ベンチャーがあっという間に大企業になっていく、これはインターネットの普及スピードをてこにしたもので物理学の法則にぴったりはまるのですね。

    ダイヤモンドビジネスコンサルティング? MESクラブ 経営実践塾 9/2号より

[2004.09.16]

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