介護するほうも大変だ!
- 「いまどき、長男の嫁なんて」
どう考えても、姑の介護は私がしなければならない。ゴールデンウィークに親戚が集まって話をしたが、結局、実際に介護をするのは長男の嫁ということになる。この不条理をわかってくれるのは、この本の読者しかいないような気がして。思い切り愚痴が言える集会でも開いてくれませんか?(40歳、主婦)
(統計的にも介護は長男の嫁が圧倒的に多い!) - 「犬こそケアテイカー!?」
痴呆がはじまって以来、父は母のエプロンの裾をひくようにして、母のあとを追い続ける。おかげで、母は商売を手伝うことができない。自由に買い物にも行けない。ストレスがたまる。そして妻に愚痴をこぼす。配達が終わって店に戻ると、そんな愚痴をこぼされた妻に文句をいわれる。こっちだって大変なんだぞ、とペットにむかってひとりごと。父の介護をしている母のストレスを妻が引き受け、その妻の精神的フォローは僕にまわってきて、僕は愛犬に癒される。介護の末端には犬がいた。
(39歳・男、酒類販売業) - 「昔の浮気?で介護の危機」
母は在宅で父の介護をしています。父が母のことを忘れて「ありがとうございます。で、どちらさんでしたっけ?」などと聞いても、母ははへっちゃらでした。さすがに痴呆症にまつわる本を読みあさっていただけあると感心。ところが、最近になって、父が知らない女の人の名で母を呼ぶようになりました。しかも、それが一人じゃないんです・・・・。堅物で真面目で気難しいと思っていた父に、何人も親しい女性がいたんだ、と母が怒って「別れる」といい出しました。さあ、困った!(45歳・女、会社員) - 「介護者は貧乏くじなのか」
お気に入りの嫁がくると、いきなり寝たきりになって気弱になるおやじ。毎日食事からシモの世話までさせている私の妻には仏頂面。たまに来る人間は調子のいいことばかりいう。なんだか、割り切れない思いがつのる。(49歳・男、会社員) - 「マッチョな僕にライバル出現」
リハビリをしている72歳の男性が、私にライバル心を燃やして無理をする。どんなに「あなたのペースで、ゆっくり」といっても、「まだ、お前なんぞに負けやせん!」と、目をギラギラさせている。また、倒れても知らないぞ。(27歳・男、PT) - 「猫に鈴をつけるのは?」
我が家で絶対的な権力を握っているのは舅さま。彼が要介護状態になってすでに三ヶ月。でも、誰ひとりとして介護サービスの利用をすすめることができません。このままの状態が続くと、介護疲れでこちらがまいってしまいそうです。(44歳・女、主婦) - 「老人は幼児じゃないのに」
義母がお世話になっている特養にいくたびに気になっていることがあります。若い職員の方が、まるで子どもに話しかけるような言葉遣いなのです。私たち家族だって、そんな言葉は使わないのに。でも、なにも言えません。義母は平気な顔をしているけれど、私は納得できません。これって仕方のないことなのでしょうか。(52歳・女、パート勤務) - 「わがまま親父に絶句」
脳卒中で父が倒れて、半身麻痺に。看護師さんに横柄な口のきき方をする。たまにはベッドの上で、シモの世話をしてもらいながら説教もしている。そのくせ、リハビリは真面目にしない。退院する日が近づくにつれ、これがすべて家族に向けられるのかと思うと、ゾッとする。(34歳・男、会社員)これは「caretaker(ケアテイカー)」2004年創刊号より抜粋してものです。介護はされる方だけが注目されておりますが、実は問題は「介護するテイクケアー」の方もストレスがたまって大変ということのようです。
この雑誌は多分始めてテイクケアーを主役にした雑誌です。ゴールド倶楽部の会員でもあります。
ご興味ありましたら、以下へアクセスを!
http://www.caretaker.jp/
Have a nice weekend!
[2004.10.01]



