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新規事業のルール

  1. なんか変?
    「何もできませんが、よろしくお願いします。」
    という挨拶を、よく新人の社員がみなの前で最初の挨拶をしますね。
    これっておかしいと思いませんか?
    何もできないでは、会社は困るのです。
    「私は○○をするためにこの会社に入りました。」というような元気のいい挨拶がないかなーと思うのは私だけでしょうか?

  2. さて、新規事業には一定のルールがあります。
    「名経営者がなぜ失敗するのか?」(シドニー・フィンケルシュタイン著、日経BP社)という本の中で、「資本集約型産業の危険」という話があります。「巨大な設備産業を必要とする資本集約的な新規事業の場合、巨額の投資に見合った十分な数の顧客を待ち続けるためには資本コストがゼロにしなければならない」ところが、よくある間違いは、コストのかかる間接金融(借入金)で資金調達をしてしまいます。
    その結果、往々にして成功する前に息切れして失敗します。
    これには、余裕を見て返済のない資本調達で対応しなければならないのですね。

  3. 一方、リスクが少ない商売があります。あまり元手がかからない商売は失敗のリスクが少ないですよね。そんな商売はたとえ失敗しても、多額の借金を抱えて路頭に迷うことはありません。
    最近はやってきた営業代行をする脱サラの人の相談を受けたことがありますが、これなんかは、営業を請け負った会社にデスクを借りて、名刺を刷ってもらって、最低の保証額をいただきながら、営業が取れたとき一定のコミッションが入る仕組みで、ほとんど事業のリスクがありません。(事務所を借りれば、経費だけでなく、電話番の女性もいります。)

  4. リスクに比べ、リターンが多く見込める新規事業は、是非やった方がいい。
    小さな事業でも数が集まりますと、収益も大きくなります。
    「元手がかからず、粗利が高い商売がお勧めである。できれば物を扱わない方が良い。物を扱うと、どうしても在庫との戦いになるからである。」(100億稼ぐ仕事術 堀江貴文著)(よく知っていますよね。)
    さてさて、そんな眼で見ると、まだまだ潜在的ビジネスチャンスは日本にもたくさんありますよね。

    〜「Tsuji・Hongo's Scope」11月号より転載〜

[2004.10.14]

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