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地球温暖化のペンダゴンレポート

私が授業している理科大の講義で、「ザ・デイ・アフター・トゥモロー」のモデルはペンダゴンレポート(アメリカの国防省)だと聞いてびっくりした記憶があります。
それに関して、わが尊敬する加藤出さんのレポートを読んでいましたら、こんな記事がありました。その記事を拝借して、週末のコラムとします。
「2003 年10月にペンタゴンが、地球温暖化が国家安全保障に与える影響を民間に委託して作らせた報告書(An Abrupt Climate Change Scenario and its Implication for United States National Security)が、2004年2月に英オブザーバー紙にリークされた。」
(『ピーク・オイル』20 ページ)

  • 2010〜2020 年にかけて、北西ヨーロッパはシベリアのような気候となる。南ヨーロッパでは冷害が農作物の収穫を減少させる。スカンジナビアからの難民とアフリカからの難民が溢れ、食料や水の供給問題が深刻化する。2022 年にはフランスとドイツで小衝突が生じ、2025 年にEU は崩壊する。
  • アメリカは、北西部で低温、強風、旱魃が起きて、農作物が減少。南西部も旱魃。海岸部は海面上昇の危機に瀕する。2020 年には国防総省が国境を警備し、ヨーロッパやカリブからの難民を管理する。
  • 中国も食料問題に直面する。夏のモンスーンは農作物にとって恵みの雨になることもあるが、洪水も招く。飢餓の拡大は、国内の暴動や、隣国の資源を巡って国境線上での摩擦を生むだろう。
  • 2030 年にはロシアのエネルギー資源を巡って、中国と日本の緊張が高まる。
  • 天候変化は、冷害、旱魃、嵐を生み、それが食料、水、資源の供給能力を低下させる。
  • 再び、戦争が人間の生活を規定することになるだろう。
  • 国家安全保障上のインプリケーションとしては、国境管理、国際摩擦、経済沈滞に備えるべき。

映画「ザ・デイ・アフター・トゥモロー」並みの描写(参考にしたと聞いたのですが(本郷))である。普通は、フィクションである小説が恐怖を煽り、お役所のペーパーは危機など存在しないことを強調するものだが、この場合は、関係が全く逆である。ここまで過激な内容だと、政権としては流石に無視せざるを得ないだろう。このペンタゴン報告書はhttp://www.ems.orgで入手できる。信じるか否かは別にして、一度ご覧になってみてはいかがか。」
どうですか、環境むすめの倉持さん、安藤さん
素敵な週末を        ほんごうでした

[2005.11.04]

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