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時代を読む

タガが笑う

  1. 若い人はピンと来ないでしょうが、木の桶は竹を割った素材で締めます。それが緩むことを「タガが緩む」と言って、「緊張が緩んで締りが無くなる事」をいいます。
    先日テレビで、その特集をやっていました。緊張感の欠如からいろいろな不祥事 が最近多い現象を上げていました。(弛んでるなーと随分思いますものね。)
    ちなみに、タガは、「箍」と書きます。私も最初は読めませんでした。(笑)
    緩んだ状態を「タガが笑う」というのだそうです。これも、言いえて妙です。

  2. わが社のタガは大丈夫ですか?
    世の中の現象を笑えません。わが社でも、長い間、緊張関係がなくなって、タガが緩む現象が多いにあります。私のHPにも書きましたが(2006年8月25日掲載「クレームと不満」)、ハインリッヒの法則(1:29:300の法則)があります。それによると1件の重大災害の裏には、29件のかすり傷程度の軽災害があり、その裏にはケガはないが"ひやっ"とした300件の体験があるというものです(2006年5月19日掲載「ヒヤリハット」)。

  3. 先日、私が同席したお客さんとのミーテングでも、同様のことがありました。
    冷や汗をかくようなシーンに立て続けに2〜3回立ち会ったのですね。私が同席するのは、全体ではごく少ないですから、まさに当事務所もハインリッヒの法則が働きますと、ものすごい確率だなーとぞっとしました。
    実はこの記事はお客さんというより、スタッフ向けに書いています。
    とかく我々は、皆さんの財布の中身を見ているものですから、甘い商売になり勝ちです。一般の企業に比して、会計事務所は恵まれているのですね。
    注意はしておりますが、是非、なにかありましたら、忌憚のないご意見をお願いします。
    「TSUJI・HONGO SCOPE 10月号より転載」

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[2006.10.06]

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