人の情熱はコストゼロ
- 「いけてない地方商店街経営者の5つの病状」(商業界掲載 2006年10月号 高橋幸司氏)で、おもしろい記事が載っていました。
商店街の問題は次の5点に集約できるという話です。
?、「横断歩道」→横を見ながらつられて道路を飛び出す
日本人は車を見て渡るのではなく、他の人が渡るのを見てつられて渡ってしまう。
商店街も、お客ではなく、隣の店を見て大きくしてしまったりして失敗する。
?、「受験生の会話」→「お前勉強やった?」「寝ちゃった」これで安心
商店街でも、中の店が「うちは不景気で」と言えば、その言葉で安心する。
同業者の集まりでもそうですけどね。誰もホントのことを言わないのですが。(笑)
?、「冷蔵庫」→知識は入れっぱなし、コップは持ちっぱなし
私も経験があるのだが、なぜか商店街の経営者は知識の宝庫です。
だけど、しまったままで、使わない。
冷蔵庫みたいなものだが、入れっぱなしでは、腐る。(陳腐化する)
?、「儲かると言う言葉」→みんな同じ商品に飛びついて、結局売れない
飛びついて、みんな同じものを売ったら、競争になり儲からないのは当然。
?、「慎重な計画」→完璧を求めて、リスクが見えるとすぐやめちゃう
リスクにとても臆病。
でも、この問題は、商店街だけではない、あらゆる業界に当てはまります。 - 結局は「人」
古いギャグで、「犬の気絶」という言葉があります。つまり「ワンパターン」ということで、あまり考えない。
皆同じことをやって、ユニーク性ゼロ、これでは失敗してしまいます。
短絡的ですが、結局、人が何を考え、行動しているかという、人の問題にぶち当たります。
教育現場でも、「学力低下より気力低下が問題だ」という、声があります。
停滞の商店街の問題も、結局、「競争相手に負けたより、自分に負けた」「知識より気力に負けた」という要因の方が大きいのではないでしょうか。
会計的に言っても、一番コストが小さいのは事業に対する「情熱」です。
あらゆる事業に当てはまる、シニアビジネスにおいておや!
《ゴールドクラブ シニア・シルバーレポート12月号より転載》
[2006.12.14]



