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時代を読む

1人暮らしがキーワード

  1. 若者がよく行く大型の小売店では、店内をブラブラしますので、およそ1人のお客さんが2.5台のレジを使っているといいます。(ということは、小売は「衝動買い」もあてにして成り立っているという事です。)
    ところが、シニアが増えてきますと、広い店内を歩けませんから、「目的買い」になります。すると、一台のレジしか使いません。どうでしょう。単純計算しますと、衝動買いがなくなって目的買いだけになると、売上が2.5分の1になってしまいます。

  2. ころで、あるデベロッパーがシニア向けのマンションを開発して売り出しました。
    そのマンションを、父母のために買ってもらおうと子供さんに営業をかけたら、逆にそのお子さんが自分のために買ったという記事を読みました。長寿社会ですから、お子さんでも50代なんですね。
    つまり、50代にシニア向けのケアや、病院とのネットワークが完備したマンションの需要があったということです。しかも、1人暮らしの人が多く買ったと記事に出ていました。それでそのデベロッパーが50代にもケア付きマンションが売れるということがわかり、50代をも対象としたマンション開発を始めたそうです。

  3. なるほど、シニアマーケットはシニア予備軍も対象になります。
    1人暮らしは、ピチピチギャルも(という言葉は死語になりましたが(笑))レースクイーンだって50代になると老後の不安があるのですね。
    すると、「1人暮らし」というキーワードで考えると、マーケットがシニアからぐんと対象が広がるのですね。

  4. 余談ですが、男性長寿世界一でギネスブックに載った、宮崎県の田鍋さん(111歳)は、コメントを求められて、「死にたくない」と言いました。すごいねー。

《ゴールドクラブ シニア・シルバーレポート7月号より転載》

[2007.08.23]

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