1人暮らしがキーワード
- 若者がよく行く大型の小売店では、店内をブラブラしますので、およそ1人のお客さんが2.5台のレジを使っているといいます。(ということは、小売は「衝動買い」もあてにして成り立っているという事です。)
ところが、シニアが増えてきますと、広い店内を歩けませんから、「目的買い」になります。すると、一台のレジしか使いません。どうでしょう。単純計算しますと、衝動買いがなくなって目的買いだけになると、売上が2.5分の1になってしまいます。 - ころで、あるデベロッパーがシニア向けのマンションを開発して売り出しました。
そのマンションを、父母のために買ってもらおうと子供さんに営業をかけたら、逆にそのお子さんが自分のために買ったという記事を読みました。長寿社会ですから、お子さんでも50代なんですね。
つまり、50代にシニア向けのケアや、病院とのネットワークが完備したマンションの需要があったということです。しかも、1人暮らしの人が多く買ったと記事に出ていました。それでそのデベロッパーが50代にもケア付きマンションが売れるということがわかり、50代をも対象としたマンション開発を始めたそうです。 - なるほど、シニアマーケットはシニア予備軍も対象になります。
1人暮らしは、ピチピチギャルも(という言葉は死語になりましたが(笑))レースクイーンだって50代になると老後の不安があるのですね。
すると、「1人暮らし」というキーワードで考えると、マーケットがシニアからぐんと対象が広がるのですね。 - 余談ですが、男性長寿世界一でギネスブックに載った、宮崎県の田鍋さん(111歳)は、コメントを求められて、「死にたくない」と言いました。すごいねー。
《ゴールドクラブ シニア・シルバーレポート7月号より転載》
[2007.08.23]



