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魔の月

  1. 株好きにとって、魔の月だったのが8月でした。
    8月9日にはなんと5兆2千億円の外人売りがでたそうで、それをきっかけに、株式市場は大崩しました。
    それは、外資ファンドが日本に嫌気をさしての、日本撤退売りだったそうです。
    例のブルドックソースとスティール・パートナーズの法廷闘争で、スティールが地裁、高裁、最高裁と敗訴した事件、TOCと不動産ファンドのダヴィンチとの法廷闘争で、ダヴィンチが敗訴した事件がきっかけだったといいます。 外資撤退の主な理由は、日本は自由市場ではないということのようです。

  2. 「ファンド恐慌」という特集記事(週刊ダイヤモンド2007/09/29)も出ました。
    「9月末から施行された「金融商品取引法」によってファンド規制が厳しくなり、日本になだれ込んだ金が逆流し始めて、資産価格上昇を牽引してきたファンドを締め付ければ、「恐慌」の引き金を引くことになりかねない」という記事でした。
    これは、不動産ファンドを直撃するだろうと書かれていましたが。

  3. たまたま、買収ファンドのアドバンテッジパートナーズが資金調達できず、三洋電機の半導体事業を買収できないという記事が出ていました。(2007年10月17日 日経新聞)
    サブプライムローン問題と書いてありましたが、それはきっかけに過ぎず、外資ファンドの日本撤退が原因だという専門家もいます。
    昨日Tsuji Hongo Club の10月の勉強会(たまたま第160回)を開催し、こんなテーマで話しをしました。
    第二部は、「敵対的買収とコーポレートガバナンス」というテーマで、日本のM&Aの草分けである大楠泰治さん(クレディスイス証券、法人統括部長)にしゃべっていただきました。
    これも、裏話を含めて実におもしろかった。聞いていますと、日本の市場の常識は世界の非常識だとつくづく実感しましたね。

    191018.JPG 大楠泰治さん

                         

ほんごうでした

[2007.10.18]

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