二律双生
- 耳慣れない言葉ですが、これは、トヨタの開発のコンセプトだということを聞きました。(「トヨタはどうやってレクサスを創ったのか」 高木晴夫著 ダイヤンモンド社より)
最高の車を創るためには、二律背反で、矛盾することを克服して最高の車を創るんだというDNAだそうです。
例えば、頑丈にすれば車体が重くなって燃費が悪くなります。
トヨタの開発陣は、その矛盾に妥協しないで両方のレベルを上げることを、「二律双生」と呼んでいるといいます。
その傑作がレクサスという訳です。静粛性を実現するために遮音材を入れれば、車体が重くなり、すると燃費が悪くなります。では、遮音材を使用しないでこれを解決するためにどうしたか?
そのため、パーツの精度を10倍上げたそうです。
それによってエンジンが遮音材を不要とするほど静かになったそうです。 - たしかに、二律背反を実現するためには従来にとらわれてはダメで、イノベーションが必要です。
しばしば、書いていますが、(「王と飛車、両方とりに行け」2007年11月15日コラム)「王手と飛車の同時取り」をしなければなりません。
商品開発も経営も一緒だなーと思い、今日のブログにしました。
「成長と安定」という矛盾を克服しなければならないのが、経営です。
大きくなれば、収穫が逓減するという矛盾を克服したのは、「収穫逓増の法則」です。
ちょっと考えても、そうしなければ、経営は足し算にしかなりません。
成長のためには、掛け算が必要です。
ほんごうでした
[2007.12.20]



