頭でわかっていても・・・。
- 新聞に大きく報道された東大の消費税7500万円の追徴事件も、環境変化に人間は鈍感だなーと推測させる事件でした。(2008年7月)
ちょっと解説します。これは、よく予算を年度末まで消化しなければならないと官庁では言います。消化しないと次の年予算が削られるからです。
新聞記事によりますと、国など研究費の交付金をあまらしてはいけないと、予算消化のために年度末に前倒しで消耗品や備品を購入したように偽装して、ばれて追徴されたという事のようです。 - 実際の納品は実は請求書に記載のある日付の翌年度だったということでした。
これは消費税の追徴でしたが、なぜわかったか?
東大が、国の機関から独立行政法人に移行しましたね。それで消費税がかかるようになり、備品購入の仕入れの消費税を控除して、翌期の仕入れですから、本当は控除できないものを控除して、これが税務調査で分かってしまったという訳です。
これなんか、環境が全く変わっているにも関わらず、当事者の意識がなにも変わっていないという結果だと思いませんか? - 推測ですが、当事者は予算消化の頭だけで、税務のことはこれっぽっちも念頭になかった。
でも新聞の大見出しになる。叩かれる。来年の予算は削られるかもしれない。
環境の変化って恐ろしいと思いませんか?
ではよい週末を、それにしても暑いですね。
ほんごうでした
[2008.07.25]

