ハイパーインフレ
1.額面1,000億ドル札が発行された国があります。アフリカの「ジンバブエ」と
いう国です。
この国のインフレがひどく、公式に年間インフレ率が220万%に達したと
いう発表をしていますが、しかし、実態のインフレ率は更に高いと推測
されています。
ですから、額面1,000億ドルでも価値は1米ドルだそうで、パン一斤も
買えないと言います。
しかも、1日に3回食料価格が値上がりしているそうで、既に国民は通貨の
額面ではなく、「重量」で取引をしていると言います。
2.昔は南ローデシアと言って、アパルトヘイト政策をとっていた国でしたが、
経済的には、アフリカでも豊かな国でした。
ところが、現在はこの国のムカベという大統領が、経済をメチャメチャに
したためこのハイパーインフレが起こったと言います。
なぜ経済がメチャメチャになったかと言いますと、まず、
①コンゴ内戦への派兵だそうで、その間、自国の経済が悪化し、その批判を
かわすため、
②白人農場を強制収用する政策にすり替えていき、さらに経済が悪化した。
3.私が学生時代ですかね、かつてはヨーロッパから「アフリカの穀物庫」と
呼ばれたほどの国で、白人大規模農家による非常に効率的な農業が
行われていました。
但し、これを支えていたのは、低賃金で過酷な労働使役についていた黒人達と
言う訳です。(偉そうに書いていますが、この記事はまず、CNN English
Express12月号の記事で知り、「ウィキペディアWipedia)」を引いて書いています。
ネットは助かる。)
4.ふと、どこかの国のことを考えてみました。世界中に派兵する。そして、
経済の悪化。次の来るのは、ハイパーインフレと、通貨切り下げ、
あり得ない話でもない。
[2008.12.02]




1 - 上野 昭男さん
2008. 12.02 13:11
今年2月現地を訪問して来ました。ジンバブエに3泊して、1日は主目的である「ヴィクトリア・フォールズ」を観光、2日目は、ザンビア側で同滝を始めとした観光、3日目はボツワナでサファリでした。
記載の通り、ボツワナは地下資源が豊富で経済状態は比較的良好でしたが、ジンバブエとザンビアは物資不足&ハイパー・インフレを実感しました。
例えば、通関するのに、セキュリティチェックは一切無く、紙不足で入国書類が無く、通関の都度、各人が現金で費用を払うのですが、当時,隣国人(ジンバブエ人)&日本人はus$5o,米国人us$135,英国人us$140と急に改定されてました。 失業率が80%と多くメイン通りの角には、終日じっと仕事を待つ現地人が多く、当然治安は不穏でありました。
2国は、平均寿命は40歳未満で、3大死因は、HIV,糖尿病、マラリアという説明を受けて唖然としたのを思い出します。
この後、南アフリカを訪問したのですが、メイン都市、ヨハネスブルグの治安が悪いことにも驚愕しました。これは、先の2国の失業者が職を求めて不法入国してくるからだそうです。当然仕事は無く、繁華街の角地には不労者がタムロしております。中心街にも廃墟となったビルが点在してました。飛行機から地上を見下ろすと一面の平原のようで、国境に高い山が見当たらなかった。即ち、銃器を自由に持って入国できる環境にあります。2010年のワールドカップに向けて槌音は方々でありましたが、ホテルが無い、治安が悪い、インフラが未熟、等課題は多いと感じました。 以上 上野でした。
2 - 本郷孔洋のビジネスの眼さん
URL | 2008. 12.05 10:54
上野 昭男様
コメントをありがとうございました。貴重なご報告参考になります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。