激動の時代に相応しい経営戦略を伝えよう

時代を読む

笛を吹いても踊らない

1.私が会計事務所を開いた頃ですから、もう30年以上前のことですが、
  最初の頃のお客さんに、当時海外で電気製品を売って、
  その後、脱サラした人が何人かおりました。
  その人たちが、駐在員当時のアフリカとか発展途上国での、
  メードインジャパンの売り込みや、駐在の苦労話を聞いたことを、
  いまでも覚えています。
  アフリカでは日本食なんか当時食えなかったので、
  めったに来ない日本の船が寄港したとき、
  押しかけて、ガツガツ日本食をむさぼったなんて話も
  聞いたことを覚えています。

2.二年前に南米のチリで、「さっぱり日本企業、日本製の売り込みがない」
  という話を聞きながら、韓国車に乗って案内してもらった記憶もあります。
  外務省に就職しながら、
  「海外赴任を嫌がる人が多くなって困るんだ」
  なんて話も聞いたなー。

3.「ベルリンでの、欧州最大の家電見本市での、
   ソニーとパナソニックを除く企業は、日本の経営者はだれも来ず、
   記者会見も現地任せ。」
  (日経新聞2009/09/14「経営の視点 強気の韓国、弱気の日本」)
  こんな記事を読んだ時、上記の話を思い出しました。
  つらつら考えるに、今回の輸出減は、単純に円高のせいばかりではないんだ?
  もっと構造上の根が深いんですね。
  これでは、いくらきれい事を言って笛を吹いても踊りませんものね。
  「日本再生なんて能書きはもういいから、泥臭い原点から再生を始める」
  こんな覚悟と実践がないと日本の再生なんてないな、なんて思うのですが。
  「じゃあ、お前アフリカに行けって?」
  「いやいやいや」(笑)
                     

ほんごうでした

[2009.09.17]

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