外交
1.CO2削減の京都議定書を、
第一次世界大戦後のワシントン海軍軍縮条約に
なぞらえる人もいるという話を聞きました。
戦艦空母の保有比率を、英、米、日で5、5、3
という割り当てで決着した条約です。
そして、京都議定書は、
1990年比、EU8%、米7%、日本6%の削減目標。
どうもごろ合わせがいいのかな?
うまいことを言う人もいるんだと思いましたね。
2.ワシントン条約では、
日本は対米7割を主張するのですが、かなわなかったとか、
イギリスの凋落、アメリカへの覇権移行が進んだとかが
明らかになったと言われる会議でもあったようです。
(ウィキペディア(Wikipedia)より)
一方、京都議定書(1997年)は、
東ヨーロッパを取りこんだEU、米、日で決めた会議です。
いろいろ言われていますが、
アメリカは結局批准せず、いち抜けた。
EUは1990年比ですと、旧共産圏を取りこんでいますから、
達成可能を確信してサインした。
ですから、京都議定書の項目を守っている日本は、
排出権を買わなければならず
経済的には一番損をした?
3.そして昨年末(2009年)のコペンハーゲンでの
COP15は、荒れに荒れて、
具体的目標が決められませんでした。
これは、1997年に日米欧で決められた会議が、
たった10年で世界の勢力図が激変、力をつけた中国、
インド等の新興国を巻き込んでの会議となったからでも
あるようです。
4.これらを見ても、
「外交はテーブルでする戦争だな」(タレーラン)と
つくづく再認識しました。
国益、勢力図の変化、勉強になるな(笑)
[2010.02.04]



