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時代を読む

「軍法」と「軍略」

  1. 私たちが豊臣秀吉の朝鮮征伐の敗戦の総括は、「無謀だった」とかの一刀両断に分析されるのですが、荻生徂徠の見方は大きく違って、「軍団を動かす原理の差」で負けたとする理論です。
    ネタ元はおととい(21日)のブログと同じです。
    (『荻生徂徠の経営学』舩橋晴雄著)
    (ちなみに船橋さんは、自分の勉強会を主催してまして、いや博学です。感心します。)

  2. 受け売りで恐縮ですが、荻生徂徠は、その原理の差を『軍法』と『軍略』という言葉を使い分けて説明しています。
    ①「『軍法』とは、軍団の組織化、兵器の組み合わせ、兵員の確保、兵団編成、合戦法、兵団の意思疎通の方法、行軍・野営及び兵糧の調達、武器の使用法などにつき、明確な方針を定め、これらをよく訓練して、末端の士卒に至るまで、どんなに大軍であっても一糸乱れず、組織を動かす方法であるとする。」
    ②「また『軍略』とは、『軍事戦略』といった抽象的なものではなく、『兵士の智勇を借りて勝利を得』る方法。」(同)

  3. 日本軍は、軍略で戦った。つまり大将個人の能力次第の戦い方をし、故に、各軍がバラバラに戦った。一方、朝鮮軍は、上記のように、組織的戦い、システム的戦いをして、その結果、負けた。
    「明軍には、「軍法」があったのに、日本軍には「軍略」しかなかった。」(同)
    今の日本の企業に「軍法」はあるだろうか?
    今でも世界で軍略だけで戦っていないだろう?
    な-あんてね。(笑)

  4. それにしても大差で負けた北朝鮮のサッカーチーム、帰国してからの制裁が気になります。
    炭鉱送りとか?

ほんごうでした

[2010.06.23]

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