パラドックス
- 鄧小平とゴルバチョフ
古い話で恐縮ですが、なぜ旧ソ連が崩壊して、中国が共産主義下で大躍進を遂げれたか、これについてこんな意見があります。
ゴルバチョフは、真面目に共産主義を守ろうとして、ペレストロイカを実行した。しかし、旧ソ連は周知のように崩壊してしまった。
ところが、同じように、行き詰っていた中国は、共産主義からの脱出を試みて、市場原理を導入して大成功をした。
「それによって鄧は共産党独裁国家を維持できた。共産主義を守ろうとした者が共産党国家を維持できず、共産主義を否定した者が共産国家を維持できたというのは、誠に皮肉な結果だったというほかない。」
(『経済危機のルーツ』野口悠紀雄著 東洋経済)
- 私の知っていた経営者が、経営に失敗して、「大きな流れの中では、個人の力は無力だ」と話していたのを思い出します。(優秀な経営者でしたが)
そんなことを考えながら、
政府から発表された「日本の成長戦略」を読んでみた。
中身は別として、大きな歴史的変化の時代、従来型の発想で、ホントに成長できるんだろうか?
読んでみますと、実に真面目なんですが、逆にその真面目さ故に失敗するんではないか?
日本もゴルバチョフになってしまわないかしら?という感じがしたのですが....。
根拠はないですよ(笑)
引退間際の野球選手は、ツリ玉に引っ掛かると言われています。
落ち目になった時のギアチェンジは容易ではない。
ほんごうでした
[2010.06.24]



