日本馬は香港カップの4つの競走で11勝しており、堅実に活躍を続けています。

香港カップ

香港の夜景

香港カップは毎年12月中旬に香港の沙田(シャティン)競馬場で開催される国際競走です。

 

香港国際競走の一種に分類され、芝コースで以下の4つのG1競走が1日で開催されています。
4つの競走の総称が香港国際競走ですが、冠レースになる香港カップを4つのレースの総称として呼ぶ動きもあります。

 

  • 香港ヴァーズ(4R)

    グレード:G1
    距離:2,400m

  •  

  • 香港スプリント(5R)

    グレード:G1
    距離:1,200m

  •  

  • 香港マイル(7R)

    グレード:G1
    距離:1,600m

  •  

  • 香港カップ(8R)

    グレード:G1
    距離:2,000m

 

レースの順番は2018年の香港カップのものです。
香港カップの1着賞金は日本円で約2億円。

 

ジャパンカップの1着3億円に比べると規模は小さいですが1日で複数の距離でG1競走が行われるため、各馬が得意な距離で勝負しやすいメリットがあります。
毎年多数の日本馬が参戦していることでも知られていて、JRAの海外馬券が発売されています。

 

 

日本馬が活躍

 

香港カップ関連での日本馬の主な勝利実績は以下の通りです。

 

香港カップ
  • モーリス(2016年)
  • エイシンヒカリ(2015年)
  • アグネスデジタル(2001年)
  • ミッドナイトベッド(1998年)
  • フジヤマケンザン(1995年)

 

香港マイル
  • モーリス(2015年)
  • ハットトリック(2005年)
  • エイシンプレストン(2001年)

 

香港スプリント
  • ロードカナロア(2012、2013年)

 

香港ヴァーズ
  • ステイゴールド(2001年)
  • サトノクラウン(2016年)

 

4つの競走で日本馬が11勝しています。特に香港カップの5勝は海外G1でもっとも優れた数字です。
沙田競馬場の芝質は日本の芝より重たいものの、ヨーロッパに比べて軽く、コースに高低差がないため馬力よりもスピードを求められます。
日本馬との相性が良くて、賞金も大きいため、あえて有馬記念を回避して香港ヴァーズ香港カップを選ぶ馬が多いです。

 

 

海外の有力馬はジャパンカップではなく香港カップに流れた

香港競馬に流れる外国馬

賞金だけで見れば香港カップよりも同時期に開催されるジャパンカップの方が大きいです。
しかし2,400mに適正がある馬も昨今はBCターフから香港ヴァーズに流れるのが定番のローテーションになりました。

 

その要因は開催国から見た外国馬の勝率香港カップは高く、ジャパンカップは極端に低いからです。

日本馬のレベルは世界屈指で、芝質は世界有数のスピード馬場です。
ヨーロッパの重い芝で活躍した馬がジャパンカップで勝つのは難しく、日本に比べるとヨーロッパの競馬場に近い香港カップを選ぶ馬が増えています。

日本馬が凱旋門賞に勝てないように、凱旋門賞馬もジャパンカップには勝てないジンクスがあります。
香港カップは地元の馬が勝つこともありますが、日本やヨーロッパも馬も活躍していて、中間条件によって日本対海外のガチンコレースを見ることができます。

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