ジャパンカップは軽い馬場での一発勝負になるため、海外の有力馬は力を出しきれないことが多いです。

ジャパンカップ

 

ジャパンカップは1981年に創設され、1984年に国際G1に認定された日本を代表する国際競走です。
現在は多くのG1が国際G1(JRAG1)に認定されていますが、外国馬の招待を積極的に行っているのはジャパンカップのみです。

 

海外の有力馬を集めるために1着賞金3億円を用意して、過去には>凱旋門賞馬をはじめ、多数の海外トップホースが参戦し、毎年一定数の外国馬が出走しています。

 

外国馬の優先出走権

 

以下の競走で結果を出した馬がジャパンカップへの優先出走権を与えられています。

 

  • キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス 1着2着
  • 凱旋門賞1着2着
  • アイリッシュチャンピオンステークス1着
  • バーデン大賞G1バーデンバーデン1着
  • アーリントンミリオン1着
  • ブリーダーズカップ・ターフ 1着

上記以外にも海外で活躍した馬をJRAがピックアップして招待を行い、予備登録の受付もしています。

 

 

日本馬の成長を感じられるレース

成長する日本の競馬界

ジャパンカップは1997年まで日本馬よりも海外馬が勝つことの方が多かったです。
1998年から2018年までの21年間で外国馬が勝ったのは2回のみで、最後に勝った2005年アルカセット(イギリス)以降、日本馬が13連勝しています。

 

日本馬が90年代後半以降に強くなったことが分かる結果になっていて、昨今は日本馬が強すぎることからジャパンカップへの招待を断る有力馬が相次いでいます。

 

 

外国馬の質が下がっている

 

過去には凱旋門賞馬がたびたび挑戦した歴史もありますが、昨今は日本馬が強すぎることと、香港カップなど同時期に開催される海外競馬の人気が高まったことでジャパンカップに参戦する海外馬の質が下がっています。

海外馬のイメージ

2018年は2頭の外国馬が出走しましたが、ともにその年でG1勝利のない現地で見ても中堅の評価を得ている馬でした。
香港カップよりも賞金は多いものの、開催国から見た外国馬の勝率が圧倒的に違います。

 

日本のスピード競馬を苦手にする馬は国内のジャパンカップではなく香港カップを目指す動きも出てきています。
(参考記事:香港カップ)

 

 

海外馬の受け入れ施設が整っていない

 

日本は海外に比べて国際競走における外国馬の受け入れ施設が整っていません。
JRAの主催する国際競走は150以上ありますが、外国馬の参戦はジャパンカップ以外はほとんどありません。

 

レースごとに独立して選出馬を決める問題もありますが、ルール上は日本の秋競馬定番ローテーションの天皇賞・秋→ジャパンカップ→有馬記念に参戦することも可能です。
しかし外国馬が複数レースこなすために長期滞在する環境が課題になり、基本的に外国馬はジャパンカップ1戦のみの挑戦です。

 

日本馬が凱旋門賞に挑戦するときは前哨戦のフォワ賞をステップにするケースが多いですが、ジャパンカップは海外とは違う軽い馬場の中で一発勝負になるため、海外の有力馬は力を出しきれずに終わってしまうことが多いです。

 

page top